2010
6月
03

トレード法の原点!『欲望のコントロール』=『破産リスクの管理』

巷では時々『勝率○○%の我社の投資ソフトを使用すれば短期間で
貴方の資産をあっという間に殖やす事が出来ます』と言った文言を
売り文句にした投資ソフトの宣伝を見かけることがよくあります。

確かに現在では、トレード(投資)に関する分析法もコンピュータ
ーの恩恵を受けて、投資ソフトもなかなか良質なものが出ているの
も確かです。

それなのに何故、そのソフトを使用する人たちの全てが億万長者に
なることができないのでしょうか?

実はここに、トレード初心者の方達にとって大きな勘違いを引き起
こしてしまうとても怖い落とし穴が潜んでいるのです。

トレード初心者の方々は、トレードの経験と知識が不足しているた
めに、その投資ソフトの宣伝文句や機能を疑うことなく信じきって
、少しでも早く大金を手にしたいという誘惑にかられて、いきなり
自己資金に対してリスクを取りすぎた、攻撃的なトレードをしてし
まう場合が多いのです。

ところが、機能がいくら進歩したからといっても、予想と言うのは
あくまでも予想の域から出るものではありません。

あくまでも予想ですから、当然はずれることもあります。いえむし
ろはずれることほうが、外部環境の様子次第では相場という世界で
は多くなります。

そうなると、トレード初心者の方々は元々破産リスクに対しての充
分な対策を施していたトレードをしていたわけではなかったので、
その対応は後手後手になり、破産リスクは一気に高まります。破産
とまではいかなくてもトレード資金の減少は一気に高まります。

大金を手にする予定だったものが、いきなり間逆の状況に追い込ま
れてしまうのです。

こういったことは、相場の世界では日常茶飯事におこります。

これはまさに悪夢というほかありません。夢なら早く覚めてくれ~
という感じになります。

では何故このように一気に破産リスクが高まるようなことが起こっ
てしまうのでしょう?

実はこのような状態に陥った時に、一番の問題になってくるのが先
ほどの、『自己資金に対してリスクを取りすぎた、攻撃的なトレー
』という部分です。

これは、自分のトレード資金に対してリスク管理という一番大切な
ことを完全に怠ったがために、自ずから招いてしまった最悪の結果
です。

(リスク管理で代表的なものは、以前にお話した、「損切り」や
「トレード資金の配分」などが挙げられます)

つまり、想定とは逆の現象が相場の世界では常に起こるということ
を、まったく考慮せずに、ただ大金を稼げるということしか考えに
トレードに参加してしまっているということです。

こういうパターンは、トレード(投資)に夢と期待を抱いている、
トレードの初期の頃には、けっこう起こしやすいミスです。

日常の生活上では当たり前に出来ているリスクの管理というものが
、相場の世界では、そういうことをいとも簡単に狂わせてしまう悪
魔(欲望)が潜んでいて、あなたの感覚を狂わせようと待ち受けて
います。

そして、それはある特定の人に限ってだけ起こり得ることではなく
、常に誰にでも起こりうることです。

「自分に限ってそんな馬鹿な真似はしないよ」と思っているトレー
ド初心者の方にもある日突然、それは容赦なく襲いかかってきます

結局はツールがいくら進歩しても、肝心なトレードに参加している
本人がリスクの管理をおこたっていると、破産リスクという隣人は
常にあなたのすぐ隣であなたが、来てくれるのを待っているのです。

欲望のコントロール』=『破産リスクの管理』これはトレードを
行なう際は、これでもかというくらいに常に意識しておくようにし
て下さい。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
30

チャートはトレードにおける人間の心理を表す

トレードを行う時には、チャートは企業業績を表すものでなく人の心
を反映しているものだと考えるようにするようにしましょう。

残念なことに世の中には、チャートを参考にしたトレードや投資を否
定される方も存在しています(けっこう名のある方にも存在します)

確かに、企業業績がそのままチャートに反映されるものであるという
概念にとらわれてしまうと、チャートの動きというものは時間的な誤
差を生じることは確かです。

そういう面からチャートを観察するようにしてしまうと、企業業績が
直接反映されていないという理論は確かにあります。

しかし、マーケット(相場)の原動力になっているものの正体はいっ
たいなんなのかようく考えたことがあるでしょうか?

考えてみたことのない人は、ここでもう一度確認をする意味で、考え
てみてください。

そうですね。

いつの時代もトレードや投資に参加している人達の意思(心理)の集
合体なんですね。

そのことを、如実に見せてくれる代表的なものに仕手株といわれるも
のがあります。

この仕手株の動きそのものが、実はマーケット(相場)の縮小版であ
るといってもいいでしょう。

仕手株といわれるものは、企業の業績分析(ファンダメンタル分析)
をされる方々から見れば、その企業の業績や実力から考えて、それだ
けの高値をつけることはありえないものの筈です。

では何故、そのありえない高値をつけたりするのでしょうか?

それは、マーケット(相場)というものが全て人の(意思)心理の集
合体であることにほかならないばかりか、それがマーケット(相場)
の修正だからです。

ですから、バブルも人間が存在する限り必ず周期的に起こりますし、
行き過ぎた暴落というものも必ず繰り返し繰り返し起こります。

現在の相場状況もまったくそうでしょう。

それは特別な出来事ではなくて、自然なことなのです。

したがって、トレードにおいて、チャートを用いる際は企業業績を反
映させているものだと考えるのはやめて、人間の心理や意思を現して
いるものであると、とらえるようにしていくと、トレード(投資)に
おいて、チャートは、欠かすことの出来ない必要なツールだと、あら
ためて感じることが出来ると思います。

そういうことを理解してチャートを眺めていると、面白いように人の
世の移ろいを映し出す映像、或いは物語を見ているように感じるよう
になります。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
29

トレーダーにとってトレードの長期予測は自我の温床になりやすい

トレードを実際に現場で行うトレーダーにとって、マーケット(相場)
長期予測をしようとすることは、トレーダーのブレインに誤差を生
じさせてしまう可能性があります。

実際のマーケット(相場)において、長期の展望を100%的中させるこ
となど、人間である限り、まず不可能なことです。

トレーダーであるトレード初心者の方が、予測をすることばかりに力
を注ぐようになってしまうと、実際のトレードを行うときに、『思い
込み』というものが、現役トレーダーであるあなたのトレードそのも
のの正確な判断を狂わるのです。

では何故、予測をすることに集中しすぎてしまうと正確な判断が出来
なくなってしまうのでしょうか?

人間には、自我というものがあり、その自我を周囲から賞賛されるこ
とを意識しているにしても意識していないにしても、心のどこかで望
んでいるのです。

それがけっして悪い訳ではありません。人間が向上していくためには
むしろ、通常はとても大切なことです。

しかし、トレーダーである人が実際のトレードではなく、トレードの
長期予測に力を注ぎ、それを的中させることに自我の賞賛を求めるよ
うになってしまうと、その時点でその人がトレードに参加した本来の
目的から脱線してしまっています。

トレードで利益を上げるという目的ですね。

それだけなら、まだ別段トレードそのものには弊害が出ている訳では
ないので問題はありませんが、実際にトレーダーとしてトレードに望
む際、自分の立てた長期予測を掲げてトレードに参加するとします。

ところが、そのトレードにおいて予測をしていたマーケット(相場)
のトレンドが自分の予測とは反対に動き出したとします。

すると先ほどの自我というものが、その人の心に囁きます『これは一
時的な動きの誤差だから、自分の予測を信じてそのままトレードを続
行しよう』と・・・

それでも自我は予測と反対に動いているトレンドを認めようとしませ
ん。

当然、誤差はますます広がっていきます。

そして、トレード資金的にも心理的にも追い込まれるところまで追い
込まれたところで、ようやく自我が姿を潜めます。

しかし、そのときにはトレード資金はほとんどなくなり、トレードを
継続していくのには厳しい悲惨な状況になっています。

もちろん、そういう状況ばかりでなく、予測が的中することもありま
すが、確立的な要素と自我を増長させてしまう要素のほうがリスクが
高いので、出来る限り、現役トレーダーとしてトレードをしようとし
ている初心者の方は、長期の予測は避けるようにするべきでしょう。

とにかく初心者トレーダーの人に心に留めておいてもらいたいことは
トレードを行なう際は現在のことを考え、先々を思いわずらうのを
避けるようにする。

しなければいけないこと、或いはすることは、冷静にマーケット(相
場)を眺め観察し、トレードのチャンスを虎視眈々と待ち受けて、そ
の機会が訪れたら定めたルールに従い素早く迷わず出動する。

そして、そのトレードが間違ったと気が付いたら、これまた素早く損
切り
をして、次回のトレードに備えトレード資金を潤沢にしておく。

この繰り返しが、トレーダーにとって何よりも重要なことでもあり、
結果としてトレード資金を殖やしていくことが出来るようになります

ですから、長期予測などは、株式評論家の方などに任せておいて(但
し、その情報が正しいかどうかは保証できませんが・・・)トレード
初心者の方は、現在目の前で展開されているマーケット(相場)の
レード
に集中するようにしましょう。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
28

トレード資金はあくまでもトレード資金です

トレードを行う際は、出来るだけトレード資金日常のお金の感覚と
は切り離して考えておくようにしましょう。

トレード資金を普段日常で使うお金と同じに考えてしまうと、上手に
損切りが出来なくなってしまうことが多いからです。

トレードの世界では、レバレッジの加減によっては、10万円前後の増
減は一瞬の時間でおこります。

例えばこの10万円の損失が出ているとき、日常の金銭感覚で捉えてし
まうと、この10万円があれば○○を買えるから、この損失の額が埋ま
るまで、このままこのポジションを維持しておこうと、トレードとは
別の基準でトレードを見るようになってしまいます。

それで、たまたま運良く、損をしていた分を取り返すことが出来れば
ラッキーですが、そういうラッキーなことはいつも起こるわけではあ
りません。

大方は、そのポジションを抱えたままトレード資金の損失を拡大して
しまうことのほうが多くなります。

これを防ぐためにもトレード資金日常使用するお金とは切り離して
考えるようにしてください。

そうすることにより、トレード資金リスク管理が順調に出来るよう
になります。

皮肉なものですが、お金をお金と思わないようにしたほうが、トレー
ドでスムーズに利益を積み上げてトレード資金を殖やしていくことが
出来るようになってしまうのです。

ようするに、トレード資金を、イコールお金という意識をしているう
ちは、どんなに冷静な判断が出来る人でも、トレードにおいて冷静な
判断力を失わせてしまう、とても不思議な魔力的のようなものをもっ
ているのです。

トレード資金日常使うお金の感覚とは切り離して考える』

これは、しっかり覚えておきましょう。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
27

資金配分を上手にして大きな利益を上げるトレード法はトレンドフォロー

トレードをするときは、自分のトレード資金量を常に頭に入れて、
レード資金
に対して無理のない金額でのトレードをするようにする(
自分の身の丈にあった売買をする、けっして背伸びをしたトレードは
しない)

初心者の方がこのルールを適用してトレードに参加する方法として一
番リスクが小さくてすむトレード法はトレンドフォローになると思います。

トレンドフォローはトレンドが起きたことを確認できるまでは初心者
の方にとっては、最初のうちは多少判断するのが難しいかもしれませ
ん。

しかし、トレードに注ぎ込むトレード資金は上記のルールにより、資
金量の負荷になりすぎないようにしていますから、トレンドが始まっ
たと判断して、買い(売り)スタートをしてみたものの、実はまだト
レンドのスタートになっていなかった場合、速やかに損切りを実行す
ればいいわけです。

そして、トレード資金に余力を残し、次の買い場(売り場)を虎視眈
々と狙い、その時に備えればいいのです。

それでは今度はトレンドに上手に乗れたとき利益を大きく伸ばしてい
くにはどうすればよいでしょう。

それに有効なのは、いわゆる買い増しと言われるものになります。ナ
ンピン買いと呼ばれるものとは、性質がまったく逆になりますので、
その辺は、しっかり誤解をしないようにしておいてください。

トレンドの途中途中に出来ている抵抗ライン(過去に累積された含み
損を抱えた人達がその玉を処分しようと待ち構えているところなど)
を突破するごとに少しずつ、玉を増やしていくようにします。ただし
、この時も、トレード資金を無謀に注ぎ込まないようにしてください

後述しますが、絵に描いたような素晴らしいトレンドに上手に乗れた
としても、そのトレンド中に起こる、ある出来事に巻き込まれると、
トレード資金をいっぱいに使ってしまっていた場合、資金的にも精神
的にもかなり追い込まれてしまうからです。

(これが上記のルールがトレードを行うにあたり重要になる理由です)

それは、そのトレンドが終焉を迎えた時に起こることではなく、トレ
ンド
は継続しているにも関わらず起こります。

そのある出来事とは、ドローダウンのことを言います。ドローダウン
は比較的なだらかなトレンドの時でも、普通に平気で25~40%程度の
ドローダウンを見せます。これは、トレード資金にもよりますが、金
額にするとかなり大きなものになります。

記憶に新しい規模の大きなドローダウンとしては、5年にも及んだナス
ダックの60%ものドローダウンがあります。これは、一歩間違えば、
トレンドの転換になってしまうほどの下落です。

このようなドローダウンはほぼ確実に、どのような上昇トレンドの時
でも起こります。

ですから、上手に上昇トレンドに乗れて、買い増しをできるようにな
っても、トレード資金の配分は必ず上記のルールにしたがうようにし
てください。

そうが出来ないと、素晴らしい上昇トレンドに上手にのれても、ドロ
ーダウン
により、地獄を味わうことになります。

こういった、ことを理解した上で、トレードに望むことができれば、
トレンドフォロー型のトレード法は、莫大な利益をもたらしてくれま
す。

こうした流れを見てくると、トレンドフォローはトレードの中でも投
資と呼ばれるものに一番近いものになると考えてもよいでしょう。

最後に一つ重要な注意点を述べておきます。

トレンドフォロー型のトレードをするために必要な、大きなトレンド
というのは、頻繁に発生するものではありません。

ですから、初心者の方でも頻繁に売買をしたいという方には、この
レード法
は向いていないかもしれません。

頻繁に売買していきたいというかたのためのトレード法も機会をみな
がらおいおい紹介していきたいと思います。

今回、紹介させていただきました、トレンドフォロー型のトレード法
は、トレード資金の配分の仕方を身に付けてもらうにあたり、とても
勉強になるトレード法になります。

ですから、トレード資金の配分を身に付けるための知識として、知っ
ていて損はないと思います。これはこれで自分の意識の中にインプッ
トしておいてください。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
25

トレード資金を殖やすには、損切りと資金配分を徹底する! | トレード法より

トレードによるトレード資金を大きく減らさないようにすることは、
過去の記事にも何回か書いてきているのですが、これを身に付けるこ
とが出来てしまえば、トレードによる資金の大きな減少はなくすこと
が出来るようになる、一番大切なことですので、何度でも繰り返させ
ていただきます。

トレードによる資金の多きな減少を防ぐために必要なことは、損失の
確定を上手にすることと、トレード資金配分に気を配ることです。

今回は、トレードにおける損失の確定をいかに上手にしていけばよい
のかということに的を絞ってお話をしていきます。

トレードにおいて損失を上手に確定できることが出来るようになって
しまえば、トレード初心者の方は、もう何も恐れることはなくなりま
す。

そして、最初に夢見ていた、トレードによって利益を積み重ねていく
という理想に近ずくことができます。

それでは、本題に入ります。

トレードにまだ慣れていないトレード初心者の方は、何故一度のトレ
ード
で大きな損失を出してしまうのでしょうか。

それに一番影響を及ぼしているのは、心理的な面だと思います。

人はお金を失う(もしくはお金が減る)ということに対して極度なア
レルギー反応にも似た反応を見せる生き物です。

お金が増えるときの喜びより、お金が減るときの拒絶反応のほうが、
過剰に反応を顕すという研究データがあります。

したがって、お金が減るときの拒絶反応が出てしまい、トレード初心
者さんは、トレードの初期の損失が出ているときに、少しでもお金を
失いたくないという意識が強く働き、結局は上手な損失の確定が出来
ずに、最終的に大きな損失を出してしまうという結果になるのです。

もっとその辺の心理を掘り下げて推察していくと、おそらく多くのト
レード初心者さんは、最初の小さな損失が出始めたときに、心のどこ
かでは、直感的なものが働き、『これは、まずいかもしれない』と感
じてはいるのかもしれません。

しかし、その直感的なものは、次に現れる自分の自我と欲により掻き
消されてしまいます。

その自我と欲はあなたに、こう語りかけます。

『大丈夫、大丈夫、これくらいの損失なら少しの間待っていれば、元
の値段に戻り、そのあと利益になっていくから・・・なぁ、お前もそ
う思うだろ』と、あなたの自我と欲は語りかけ、あなたの判断を狂わ
せていきます。

ところが、相場(マーケット)というものはそんなに甘い生き物では
ありません。

トレード初心者さんの判断を、あざ笑うかのように、ますます反対方
向への動きのエネルギーを加速させ、自我と欲に翻弄された、トレー
ド初心者さんのトレード資金と心のゆとりを蝕んでいきます。

結局、損失の初期の頃に、上手に損切りが出来ていれば、本当に小額
の損ですんだものが、自我と欲の声に負けたばかりに、相場という生
き物に断崖絶壁の崖っぷちまで追い詰められて、やむなく損失の確定
をさせられるようになってしまいます(強制退場とでもいうのが妥当
な表現になるかもしれません)

そして、気が付いてみると、夢と希望を叶える予定であった、大切な
トレード資金のほとんどを失い、ほとんど再起不能の状況に追い込ま
れてしまいます。

それでは、トレードにおいて、トレード初心者さんがトレード資金
失わないようにすることは不可能なことなのでしょか?

トレード資金を殖やしていくことは不可能なのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。トレード資金を大きく減少させな
いようにすることは、実は本当に簡単なことで特別な才能を必要とす
ることはありません。

本当に、自分の意志を強く持つことが出来れば誰にでも出来るように
なります。

決して難しく考える必要はまったくありません。

それでは、最低限の要点だけを挙げていきます。

トレードをするときは、自分のトレード資金量を常に頭に入れて、
トレード資金に対して無理のない金額でのトレードをするようにする
(自分の身の丈にあった売買をする、けっして背伸びをしたトレード
はしない)

②トレードを開始して、そのトレードが自分の思っていた方向に行か
なくなり、損失が出るようであれば、自分のトレードの資金量に対し
てあらかじめ設定した、自己資金の負担にならない金額に達したら、
自分の心を鬼にしてどんなことがあっても淡い期待を抱かずに、その
ポイントで徹底的に損切りをする。

とにかく絶対に判断を迷ったりしてはいけません。何が何でも損切り
をしてください(どうしても未練が働いてなかなか決断が出来ない人
は、そのお金は、他人のものだくらいに思うようにしてみてください)

とりあえず、上記の①、②が完璧に出来るようになれば、トレード初
心者さんのトレード資金はあまり意識をしなくても増えていくように
なります。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
24

サイクルの流れに逆らうねじれが生じる可能性が出てきています

[ワシントン 21日 ロイター] 2008年に起きた米リーマン
・ブラザーズ破たん後の経済の安定化には、5兆ドルと前例のない2
0カ国・地域(G20)による国際協調が必要となったが、金融危機
の次の局面は、より厳しいものになる可能性がある。

2年近く前に発生した混乱を鎮めるため、各国政府は巨額の債務を民
間から公共部門に移したが、現在、こうした政府債務は金融市場を圧
迫しており、この負担を転嫁する場所はもうどこにも残っていない。

ギリシャの債務危機を受けた欧州のぎこちない対応は、巨額の債務を
抱える国とこうした国の借り入れをファイナンスする投資家を待ち受
ける経済的かつ政治的苦悩を浮き彫りにした。

金融危機の次の局面、より厳しい状況になる可能性


上記の記事は、普段はファンダメンタルよりテクニカル分析が主体の
私ですが、現在のサイクルの活動からすると、どうしても切り離せな
い感覚があったので、少しピックアップさせて頂きました。

それは、なぜかを簡単にいってしまいますと、現在の為替のドル円相
は、中期のサイクル的にみると十分にドル高方向に推移しても構わ
ない時間が熟しているのに、なかなかドル高方向へ進むことが出来ず
に、反発力も弱々しく、ダラダラと再び下落しつつある感じを見受け
られます。

このような状況が、あまりにも長く継続していくと、一番怖いのは、
サイクルの流れに逆らうねじれが生じる可能性があるということです

そのねじれと言うものが、とれも厄介なもので、そうなった時のエネ
ルギーは、凄いものがあるからです。

したがって、上記に記載させて頂いた記事が相場とは無関係と言えな
くなる可能性が出てきているのです。

トレーダーとしましては、ここは、チャートの動きを細心の注意を払
いながら、注視していきたいところです。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
22

トレードにおける自己資金の配分と自己資金管理の重要性 | 自己資金の負担にならない損失確定

トレードや投資を始めたばかりの初心者投資家や新米トレーダーが、
時として偶然大きな利益をあげることがあります。

いわゆるビギナーズラックと呼ばれるものです。

これはこれで、損したわけではありませんので大いに喜んで良いと思
います。

ただ、それと同時に今回の勝利はあくまでも偶然の出来事であったと
いうこを、しっかりと自分の胸に刻み込んでおかなければいけません

前回のトレードに気を良くして、次のトレードでは、もっと爆発的に
稼いでやるなどと意気込んで、ビギナーズラックで偶然稼げた時の
レード資金
より、さらに多い、トレード資金をつぎ込もうなどど、け
っして思ってはいけません。

この思考パターンが身についてしまうと、最終的にはマーケットから
の退場を余儀なくされるようになります。

日本人は、トレード投資について教育として学ぶということは非常
に残念なことなことにまずありません。

ですから、トレード投資というものをどうしても一攫千金を一発で
当てるギャンブルのようなものとして捉えています。

確かに、労働対価のように働けば必ず決まった報酬をもらえるという
性質のものとは違い、利益を上げれるときもあれば損を出すときもあ
ります。

しかし、ギャンブルのように資金は全て運任せで、賭けた資金は全て
失ってしまうという性質のものとは違い、トレードにおけるトレード
資金
の管理は自分自身の意思でコントロールすることが可能なもので
す。

しかし、この文の最初に書かせて頂いたようなトレードは、ギャンブ
ルと寸分の違いがないものです。

トレードを行うにあたり、自分の資金量のほとんどを使うようなトレ
ードをしていると、ほとんどの確立でいずれトレードを続行していく
ことが不可能になり、マーケットから退場を迫られることになります

その理由は、そういう形のトレードは、ギャンブルをしていることと
代わりがないからです。

資金量のほとんどをつぎ込んでしまっているせいで、自分の予想とは
反対の動きになってしまった時に、心の余裕もなくなり、冷静な判断
も出来なくなります。

すると、自分にとって都合の良い自己解釈が始まります。「トレード
に参加した頃は、自分の読み通りに動いて、あれだけの利益を上げら
れたのだから、今回も我慢して持ってさえいれば、そのうち上がりだ
し利益になるだろうから、このまましばらく様子をみることにしよう」
と、根拠のない自己解釈が始まります。

最初にトレードに配分したトレード資金が小さければ案外全体の相場
の状況判断が冷静に分析できますから、少ない損ならば人は案外損失
確定という行為ができるのです。

ところが、トレード資金が自分の身の丈にあっていない大きなものだ
ったりすると、人は損を認められなくなり損切りという行為を大切な
タイミングでできなくなります。

その結果、トレード資金の大半を失ってから、ようやく現実を認識し
て、苦痛の絶頂に達してようやく損失確定の決済をしぶしぶするはめ
になります。

本当なら、もっと早く損切りをして、次のトレードチャンスに備えて
いれば、損は少なくてすむし、次のトレードチャンスをものにして利
益にすることが出来ていた筈です。

しかし、身の丈にあったトレード資金を知らずにいることと、損切り
の大切さを軽んじたことが本当の地獄を味わう羽目になってしますの
です。

まとめると、トレード資金配分と自分にとって負けても負担になら
ない損切りのラインを知ってトレードに望むことが出来るようになれ
ば、トレードというものはギャンブルとはまったく違うものであると
いうことです。

トレードにおける自己資金の配分

トレードにおける自己資金の負担にならない損失確定

これはマーケットで勝ち続け生き残っていくうえで、絶対に不可欠な
ものです。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
21

マーケット(相場)に徹底的に自分を合わせていく

トレードにある程度馴染んで、ある程度の利益を出せるようになると
、多くの人が犯しやすい過ちがあります。

そこに至るまでは、当然トレード投資に関する知識を自分なりに学
んできたりしているので、利益が上がるようになると、自信であった
ものが、自分でも気がつかないうちに、過信になってしまうというこ
とが起こります。

すると、その過信が「自分ならある程度の相場の先行きを見通せる」
という感覚に落ち入るのです。

予想を立てることが悪だとは言いません(予想はあくまでも予想とい
う範囲に留めておけば)。

いけないことは、その自分の立てた予想に『こだわり』をもってしま
うことです。

これが、トレード投資において、意外に大きく失敗する原因となる
ことが多いのです。

これからトレード投資に参加しようとしている方々に、いつまでも
ずっと肝に命じて忘れないでいてほしいことがあります。

それは、『マーケットは自分の思うように動いてくれるものではない
ということです。

これは単純なことだと思われるかもしれませんが、本当に重要なポイ
ントです。

トレード投資に慣れれば慣れるほど忘れないようにするよう心がけ
ていてください。

「このパターンの値動きになっていれば、これから○○円までは上昇
(下降)する筈だから、多少の相場に異変を感じても、自分は猛勉強
してきて、この前も自分の予想通りの動きをしてくれたから、自分を
信じて持ち続けよう」と自分の予想を過信しすぎて、現象から目を逸
らし少しでも油断をしていると、マーケットはどんどん値動きを予想
とは反対の方向に変えてしまうことは本当に度々起こります。

マーケット相場)は『気まぐれ』なんです!!

ですから、トレーダーにとって何よりも大切なことは、この『気まぐ
れ』なマーケット相場)に自分の予想と違った動きをしても、とに
かくマーケットを軸において、マーケット徹底的に自分を合わせて
いく
ことなんです。

損切りするときには(迷うことなく)素早く損切りして、戦略を変更
する必要に迫られたら、素早く戦略を転換して、思い込みの気持ちを
切り替えて、現象に順応することが成功へのカギを握ります。

結局はどんな局面でもマーケットに順応できる人が利益を伸ばすこと
ができて、自我に縛られてマーケットに素早く順応出来ない人は損失
を大きくしてマーケット(相場)から退場させられてしまうのです。

マーケットに逆らわない

これは、単純なようでいて、本当に大切なことです。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
19

サイクル理論を身につけてトレードで勝利する | 松下誠のFXウィークリーレポート

サイクルの動きを捉えることが、なぜ相場において、それほど大切な
のかということをあなたは真剣に考えたことがありますか?

トレードに現在参加されている方々の多くの方は、縦軸(値段の上下)
には、とても神経を遣い、こまめに観察をしたり、調べたりされてい
ます。

これは、その値動きそのものが、直接利益に通じることなので、その
気持ちは痛いほど理解できます。

しかし、そればかりに囚われていると、人間の心理として冷静な判断
が出来なくなる傾向があります。

それは、けっして異常なことではなく、実は一番自然なことなのです

しかし、残念なことに、相場と言うものは、その自然の人間の心理を
受け入れてはくれません。

そればかりか、その自然の心理行動をあざ笑います。

そうです、もし相場に異常な状況が生じた時に、多くのトレーダーは
間違いなくパニック状態に陥ります。

すると、トレーダーの多くは、冷静な判断が出来なくなります。

相場は、そうして的確な判断の出来なくなったトレーダーを、見逃し
はしません。

待ち構えていたかのように、そうしてパニックに陥ったトレーダーを
飲み込んでしまいます。

少し話がリアリティーのある話にそれ過ぎてしまいましたので、確信
の部分に戻ります。

サイクルの動きを知るということは、そうした突然の異常が生じる前
に、値動きの頂点で利益を確定したり、値動きの大底で必ず買えると
までは言えませんが、少なくとも、相場に異常な状況が生じる前に、
利益を確定して、大きな損失を避けることができます。

その上、大きな損失を被ることがありませんので、大切なトレード
金を確実に殖やしていくことが出来るようになるのです。

なぜなら、相場の上げ下げ(サイクル)には必ずリズムが存在し、そ
の動きはランダムではあるのですが、必ずある節目を取りにいく動き
を形成するからです。

それは、はるか昔からの相場の歴史を振り返っても、サイクルの存在
は普遍的な事実であるのです。

ですから、その節を取りにいく時間帯(サイクルの始めと終わり)を
捉えることができれば、あとは、おのずとどのようなことがトレード
において出来るのかは、察しがつくと思います。

そうですね、相場において、一番大切なトレードへの参入と退出のタ
イミングをトレンドの変化が起こる前につかめるようになるのです。

したがってサイクルというものが、トレードにおいてどれほどの武器
になるかは、相場経験をお持ちの方ほど、その有難さが理解できると
思います。

サイクルの重要性と便利さについて簡単に説明させてもらいました。

私も機会を見つけては、サイクル理論について、より詳しいお話をし
いきたいと思いますが、そんな何時になるか、予定されていないサイ
クル
についての解説を待つのは辛いと感じる方は、松下誠さんのオン
ライン解説を是非利用してみてください。

トレード初心者にも、分かりやすく詳しく丁寧に解説してくれている
ので、それを聞いて、しっかり学べば、あなたのオリジナルなトレー
ド法
を身につけることが出来るようになります。

そして、いずれは、ご自分の判断だけで、トレードにおいて勝ち続け
ていくことが充分にできるようになります。

あなたも、いつまでも人に頼らなければ、不安がつきまとうような、
トレード生活から、少しでも早く抜けだしてみようと思いませんか?

それを実現してくれるのが、下記に紹介する松下誠さんのオンライン
レポートです。

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プロフィール

Mr.hiro
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サイクル理論を用いたトレード法を
初めて7年になります。
現在のトレード成績はかなり好調です^^
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