5月 24
サイクルの流れに逆らうねじれが生じる可能性が出てきています
[ワシントン 21日 ロイター] 2008年に起きた米リーマン
・ブラザーズ破たん後の経済の安定化には、5兆ドルと前例のない2
0カ国・地域(G20)による国際協調が必要となったが、金融危機
の次の局面は、より厳しいものになる可能性がある。
2年近く前に発生した混乱を鎮めるため、各国政府は巨額の債務を民
間から公共部門に移したが、現在、こうした政府債務は金融市場を圧
迫しており、この負担を転嫁する場所はもうどこにも残っていない。
ギリシャの債務危機を受けた欧州のぎこちない対応は、巨額の債務を
抱える国とこうした国の借り入れをファイナンスする投資家を待ち受
ける経済的かつ政治的苦悩を浮き彫りにした。
上記の記事は、普段はファンダメンタルよりテクニカル分析が主体の
私ですが、現在のサイクルの活動からすると、どうしても切り離せな
い感覚があったので、少しピックアップさせて頂きました。
それは、なぜかを簡単にいってしまいますと、現在の為替のドル円相
場は、中期のサイクル的にみると十分にドル高方向に推移しても構わ
ない時間が熟しているのに、なかなかドル高方向へ進むことが出来ず
に、反発力も弱々しく、ダラダラと再び下落しつつある感じを見受け
られます。
このような状況が、あまりにも長く継続していくと、一番怖いのは、
サイクルの流れに逆らうねじれが生じる可能性があるということです
。
そのねじれと言うものが、とれも厄介なもので、そうなった時のエネ
ルギーは、凄いものがあるからです。
したがって、上記に記載させて頂いた記事が相場とは無関係と言えな
くなる可能性が出てきているのです。
トレーダーとしましては、ここは、チャートの動きを細心の注意を払
いながら、注視していきたいところです。
トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意
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