2010
5月
03

トレード法・松下誠さんからのメッセージ | FXや株式トレードにおいての大切な心構え

投資家には、コントロール出来るモノと出来ないモノがあります。

ほとんどの投資家が見ているモノはコントロールできないモノです。

コントロール出切るモノとは・・・・・

ほとんどの投資家はトレード法戦略)がちぐはぐになってしまって
います。

トレンドフォローの戦略でトレードしていたのが、スイングトレード
法の利食いポイントで利食いしていた。

“オーバーシュートの逆張り”エネルギーを狙っていったはずが、
トレンドフォローの利益を狙っていく。

スイングトレードでの利食いポイントで利食いできずにトレンドフォ
ロー戦略にして、利益が減ってしまった。

こういうチグハグな事をしていると、利益が出るときは、大きく出る
事もありますが、トレード法に安定感は生まれることは永遠にありま
せん。

基本は戦略によって買売ポイントを合わせていく必要があります。

トレンドフォロー戦略であれば、トレンドフォロー戦略に徹する。

スイングトレードであれば、スイングトレードに徹する。

それらを自分の感とか相場観でやってしまうと、それはルールではな
くなってしまいます。

基本的には投資家は、日々の値動きの中で、器用に立ち回って確実な
利益を上げようとするはかなり至難の技です。

戦略に応じた利益を上げていくだけです。

トレンドフォロー戦略でトレードをしている時に、相場にトレンドが
出なければ、なかなか利益を上げる事は出来ません。

しかし、それはそれで受け入れざるを得ません。

スイングトレードでコツコツと利食いしていけば、利益になったんだ
けど、トレンドフォローだったから利益を上げる事が出来なかった、
という事は実際にあります。

その変わり、トレンドフォローの場合、トレンドがきれいに出た時に
は、かなりの破壊力のある利益を上げる事が出来ます。

それが“戦略の違い”でもあり、それぞれの長所や短所でもあるわけ
です。

戦略によって得られる利益は、その時の相場状況によって値幅も変わ
ってき
ます。

ですから、投資戦略を統一さえしていけば、戦略の違いによる利益を
理解して自分に合ったトレード戦略を選択していけばいいだけです。

性格もトレード法のパターンには関係します。

どうしても数ヶ月の上昇を利益にしていく事なんてハラハラドキドキ
して出来ないという方もいるでしょう。

でも反対に、一旦トレンドに乗ったらとことん利益を伸ばして行きた
いと思う人もいると思います。

もっと短い時間軸で細かい売買をしたいという人であればブレイクア
ウトやオーバーシュートの逆張りという、短期のトレードという戦略
もあります。

自分の性格にあったトレード法(戦略)を選べばいいと思います。

そして最も大事な事は、その戦略を選択したら続けていくということ
です。

どの戦略を選択してもも、続けなければ利益は出ません。

トレンドフォローをやってみたけど、どうも上手くいかないから、ス
イングトレードにしてみよう。

スイングトレードがダメだったからブレイクアウトの戦略でいってみ
よう。

それも上手くいかないから今度はオーバーシュート・・・

こういうことをしていたのでは、利益はいつもでたっても上がりませ
ん。

トレンドフォローで損切りが続いたと思ってスイングトレードに変え
てみたら、大きなアップトレンドになって、そうなってから、トレン
ドフォローを続けていたら大きな利益を上げる事が出来たのにと思っ
ても既に遅く、また本当にそういうことはよくあるんです。

戦略は、運がよければいきなり機能することもありますが、基本的に
は続けている事で機能しはじめます。

そして安定し結果も出始めます。

なぜならすべての戦略で、戦略が機能する時間帯と、機能しない損切
りの時間帯があるからです

戦略が機能しない時間帯で、戦略を変えていっていたら、ずっと損切
りが続いてしまう事もあります

そうすると、資金はあっという間に尽きてしまい、肝心なトレードそ
のものが続けられなくなります

トレードの世界はトレード法を身につける事よりも、そのトレード法
を続けていく事の方が大変です。

しかし、それが出来ないとトレードの世界で利益を上げ続けて行く事
は、残念ながら出来ません。

1、自分のトレード法を性格も含めしっかり研究する。

2、自分にあったトレード法を決める

3、そのトレード法を継続する

4、トレード法が上手く機能しなければ、再び見直す

5、そして継続する

という流れの繰り返しです。

そうした、経験をしながら、自分なりの戦略を築きあげていくように
してください。

長く相場に関わり利益を上げていこうと思えば、必ず必要な事だと思
います。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

■松下誠のFX無料DVDプレゼント(FXウィークリーレポート)

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2010
5月
02

トレード法にサイクル理論を取り入れる

相場のチャート上に現れる、大底に出現する三角形や頂点に出現する
三角形のリズムの時間軸をあなたは、しっかり観察したことがありま
すか?

実際にトレードに参加してしまっていると、ほとんどの人がチャート
上の値動き(縦軸)ばかりが気になってしまうことのほうが、多いと
思います。

これは、トレードそのものが、相場の値動きにより、利益を上げると
いう性質のため、どうしてもそうなりがちになってしまうのです。

そして、当然それもとても重要なことなのです。

しかし、そのことばかりに気を取られてしまうようになると、人間と
いうものは、欲と言う感情に支配されやすい生き物であるために、ど
うしても、正確な判断というものが出来なくなってきてしまいます。

例えば、上昇が始まって、かなり時間が経過しているにも関わらず、
ますます、上昇の勢いに拍車をかけてくると、人と言うものは、欲と
いう感情に突き動かされて、ついつい飛びつき買いをしてしまったり
することがあります。(そもそも相場のクライマックス場面というも
のには、そうした過熱気味の上昇や下落が起こりやすいものなのです)

ところが、買った途端に、値動きの方向が変化して、あれよあれよと
下落をしていってしまい、その場に置き去りにされるという経験をあ
なたもしたことがあると思います。

いわゆる塩漬け状態と呼ばれるものです。

こうした状況を回避するために、相場のリズムを現してくれるサイク
というものが理解出来ていると、心理的な抑制を効かせる為にも、
とても役にたちます。

なぜならば、相場のチャート上の大底に出現する三角形や頂点に出現
する三角形のリズムを捉えることにより、上昇に変化するタイミング
や、下落に変化するタイミングを知ることが出来るようになるからで
す。

いわゆる、相場のおおよその大底と頂点を掴むことが出来てしまうの
です。

すると、先ほどのような、値動きになっているときには、「もう、そ
ろそろ、頂点に出現する三角形が出現する頃だから、買いたいけれど
ここはもうしばらく様子を見ることにしよう」という感じに、欲に支
配された行動の抑制が出来るようにもなるということです。

もっと言えば、その時間帯が訪れたときには、逆張りのトレードも展
開することも可能になります。

まぁ、慣れないうちは、無理にそこまでする必要はありませんが・・

と言うように、サイクル理論トレード法に組み入れるということは
非常に、トレード成績を飛躍的に向上させてくれます。

しかし、私が読者の皆さんに、それについて詳しく解説することは、
立場上あまり好ましくありませんので、サイクル理論を用いたトレー
ド法の詳しい解説は、プロのトレーダーでもある、松下誠さんにして
もらうことが、一番ふさわしいと思いますので、下記にそのことに関
する記事を掲載させてもらいます。

ただ、誤解してほしくないないのは、私は、このサイクル理論を用い
たトレード法は、負け惜しみではありませんが、自分の力で作りあげ
ました。

しかし、皆さんに上手な文章でお伝えしたり、松下誠さんのように、
映像などを用いた説明の技術がありませんので、私の考えに、かなり
類似している、松下誠さんを紹介させてもらうことにしました。

ただ、よく似ているとは言っても、複合的なトレードの技術を取り入
れている点を考慮すると、はるかに松下誠さんのほうが、プロと言う
だけのこともあり、はるかに上ですが・・・

それでは、それを下記に掲載させてもらいます

↓↓↓↓↓↓↓

サイクル理論を知ると相場のメカニズムが理解出来てあなたも勝ち組投資家になれます☆

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
4月
29

FXトレードにしても株式トレードにしても的中率100%のトレード法はありません

FX株式トレード法を用いる多くの人達に共通する失敗の法則といっ
てもいいくらいの、やってはいけないことがあります。

例えば、自分なりに一所懸命、ファンダメンタル的なことを調べたり
、テクニカル的な要素もしっかりと研究して、この状況なら、買い
(売り)から入って間違いない!

上昇(下げ)ありきで自己判断してしまい、その自分なりの分析を
した結果を押し切ろうとする行為
です。

ところが、相場というものは、昔から言われる通り生き物なのです。

これだけ下がったのだから、もう下値はないだろう。とかこれだけ上
げたのだから、もうそろそろ下がる頃だろう。と思い、いざトレード
を始めたとたんに、それとは逆の動きを、トレードを開始した人をあ
ざ笑うかのように始めることが多々あります。

そんな時は、あなたによほどのトレード法による自信や根拠やルール
がない限り、潔く損きりすることをお勧めします。

これくらいの値段ならいつかは戻るだろうなどと思い込まないように
してください。

相場とは、明確な転換点を確認できるまでは、今現在動いている方向
に進んでいく習性がありますから。

それを、甘く見ていると、本当にひどいダメージを負うことになりま
す。

下手をすれば、FXや株式トレードを2度とできなくなってしまうほど
の資金を失うことも充分にあります。

ですから、自分の判断にミスがあったと感じた時には、あてのない期
待をしたり、意地を張ったりしないように、さっさと、そのトレード
から退散して、自分が築き上げたトレード法に従い、次のトレードチ
ャンスを待つようにしましょう。

そもそも、FX株式トレードで100%勝つことなど、人間である限
り絶対的にありませんので、自分のトレード法の予想がはずれたこと
を極端に悲観することもありませんし、落胆することもまったくあり
ません。

それよりも、トレード法に従い、損切り出来ない自分を恥じるべきで
はないでしょうか。

あのとき、損きりしていれば、今回のトレードチャンスで軽く前回の
損きりの分を、充分に挽回できたのに・・・・・

なんてことのないように、

FXや株式トレードにおいては、100%の勝率はありえないというこ
とを充分、肝に銘じておきましょう。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

松下誠さんのトレード法・サイクル理論 | 無料動画「日本株市場にチャンス到来!?」

【ギリシャ・ソブリンリスク後の“トレードチャンス”迫る!?】

サイクル理論を知ると相場のメカニズムが理解出来ます

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2010
4月
29

堅固なトレード法の確立 ③堅固な生物

昨日に引き続き、トレード法堅固さを作りあげるために一番重要に
なる多様性と単純さについて、生態系の生存能力に例えてお話の総ま
とめとして、堅固な生物ということでまとめさせてもらいます。

複雑であっても堅固な、あるいは多様な環境下で生存可能な種も存在
します。

それらの種はたいてい、気候や環境の絶え間ない変化にさらされなが
ら進化したので、変化のなかで生き残る能力を持つ。

堅固トレード法を開発するには、こういう堅固な種をモデルにする
といいでしょう。

さて、堅固さの本質を担う二つの基本要素・・・多様性と単純さ・・
に関する考察の次は、それらをトレード法に加える方法を探ってみま
しょう。

単純さを加えるには、特定の相場の市場への依存を生む規則を最小限
にすることです。

多様性を加えるには、互いに相関することのない、出来るだけ多くの
相場の市場で取引をすることです。

そして、必ず守らなければならないことは、どのような相場の市場で
トレードをするにしても、自分の確立したトレード法におけるトレー
ドルール
には、絶対的に従わなければいけないとうことです。

それを守ることができれば、将来どのような相場の状況になっても、
必ず、あなたの確立したトレード法が、あなたのトレードを守ってい
ってくれるでしょう。

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2010
4月
27

堅固なトレード法の確立 ②単純さ

昨日に引き続き、トレード法堅固さを作りあげるために一番重要に
なる多様性と単純さについて、生態系の生存能力に例えてお話をさせ
てもらいます。

本日は単純さについてお話を進めさせてもらいます。

複雑な生態系は単純なものより活発なので、環境が安定しているとき
は、複雑な種よりもずっと有利に見えます。

しかし、変化の時期には、複雑な種のほうが絶滅する可能性が高いも
のです。

そういう時期にもっとも強い種は、非常に単純な生物であるウィルス
やバクテリアなどになります。

単純な生物が強いのは、決まった環境に依存する度合いが低いからで
す。

巨大な隕石が地球にぶつかったり、火山の大噴火が気温を大幅に下げ
たりして、生態系が大きな変化にさらされたとき、そういう単純さは
極めて有利に働きます。

機構が変動したとき、それまでの気候に依存していてはひどく不利に
なります。

トレード法も、上記の働きにとても類似していて、複雑なトレーディ
ングシステム
のほうが、より精度が高いように感じるかもしれません
が、実はそうばかりとは言えません。

確かに、平時の相場の時であれば、複雑に多種多様な理論や計算法を
取り入れた、トレード法が、比較的有利に運ぶこともあるかもしれま
せん。

しかし、ここで思い出して再確認して頂きたいことの一つに、相場
いうものは、ランダムな動きが基本になっているということです。

このランダムな動きが相場に存在する限り、いかに緻密な計算をしよ
うとも、相場の正確な値位置は割り出すことは出来ないということに
なります。

したがって、予測できないような、相場の動きが生じたときには、か
えってパニックを起こしてしまうことがあり、臨機応変な対処が出来
なくなります。

しかし、それとは、反対に、相場の動きはランダムであるから、思い
描いた方向と違う値動きをした時は、直ちに損切りをするというよう
に、極めて単純に相場を捉え、トレード法もとてもシンプルにしてし
まうことが出来れば、どのような、複雑な相場状況にも、極めて冷静
に対処することが出来るようになります。

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2010
4月
26

堅固なトレード法の確立 ①多様性

トレード法の堅固さを作りあげるために一番重要になる多様性と単純
さについて、生態系の生存能力に例えてお話をさせてもらいます。

まずは、多様性についてお話を進めさせて頂きます。

生態系のレベルでは、自然はひとつかふたつの種に頼って仕事をさせ
たりはしません。

捕食動物も、草食動物も、死骸の後始末をする清掃動物も、1種類だけ
ではありません。

多様性が必要なのは、それが一つの種の個体数に激変を起こす様々な
影響から生態系を守るからです。

トレード法も、これによく類似していて、どれか、一つの相場にしか
使うことの出来ないようなトレード法というのは、実際には堅固なト
レード法
であるとはいえません。

もし仮に、ある市場でだけ、このトレード法は機能します。というも
のがあるとすれば、それはおそらく、季節的な要因などがたまたま重
なっただけの偶然の一致にしか過ぎないものでしょう。

そのような、トレード法は、いずれ大きな誤差を生じるようになり、
大きな損失を被る時が必ず訪れます。

本物のトレード法というのは、どのような相場の市場でも、全て同じ
条件で、トレードを行い利益を出せるものを言います。

そして、それは相場にどのようなことが起ころうとも、常に堅固であ
り、同じ働きをします。

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2010
4月
25

堅固なトレード法の確立【概要】

堅固なトレードを行うには、将来的に何が起こっても上手く機能する
トレード法を構築する必要があります。

その基本は、誰にも将来のことはわかりませんので、過去のデータに
もとずいたテストには元来きわめて大きな誤差があるという現実を受
け入れることから始まります。

皮肉にも、将来が不明であることを考慮に入れたトレード法を構築す
れば、トレードのパフォーマンスがもっと予測しやすくなることに気
ずくでしょう。

一見矛盾する事柄が生じる理由とはこうです。

将来のことはわからないという前提でトレード法を構築すれば、その
トレード法には織り込み済みで、あなたが予測していなかった状況が
将来起こっても、心の準備が出来ています。

それとは逆に、決まった特徴を持つ相場を想定してトレード法を構築
すれば、プログラムが基礎とする状況が存在しないと損失をこうむる
ことになります。

では、決まった相場に頼らないトレード法を構築するには、どうすれ
ばいいのでしょうか?

あらゆる堅固なトレード法に共通する特性が、主にふたつあります。

多様性単純(分かり安さ)さです。

これらの要因がなぜ堅固さを増すのかを示す格好の例が、自然の中に
あります。

生態系における個々の生存能力と、トレード法の堅固さは、非常に良
く似ています。

続きは次回になります。

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2010
4月
17

トレード法におけるトレードでトレーダーに起こる【認知のゆがみ】

自分が築き上げた、トレード法トレーダートレードを行う際に、
出来る限り、正確にかつ忠実に従おうと、極力努力をします。

ところが、実際に自信をもって築き上げたトレード法を用いて、トレ
ード
に臨んでいるはずなのに、負け組トレーダーの多くの人は、何故
か、そのトレード法のあらゆるサインに従えずに結局は大きな損失を
出したりします。

その理由は、人々がこれまで築き上げてきた処世観(金銭感覚など)
は、もっと単純な環境でなら有用なのですが、トレードの場ではそれ
らが障害となってしまうことがあるからです。

例えば、トレードに参加している負け組みトレーダーの多くが起こす
失敗の例を挙げさせてもらうと、自分のトレード資金に何らかの小さ
な損失が出た時に、その小さな損失を出したくないために、相場の行
方を見誤り、損切りが出来ずに、やがて取り返しがつかないほどの損
失になってしまったりするパターンです。

この場合、小さな損失のうちに、日常生活の金銭を失う感覚をダブら
せてしまった結果、大金を失ってしまうという、せっかく築き上げて
きた、トレード法を台無しにしてしまう最悪の形ですが、本当に多く
負け組みトレーダーが起こしがちな過ちです。

ちょっと、例題にまつわる話が長引いてしまいました。

本題に戻ります。

こうした、トレードの際に起こりがちなトレーダーの現実認識の曲折
を、【認知のゆがみ】と読んでいます。

それでは、トレード法に影響を及ぼす【認知のゆがみ】をいくつか挙
げていきましょう。

■損失回避
トレード法で利益を得るより損失を避けることを優先しようとする傾
向。

■埋没費用効果
これから支払うことになる費用より、すでに支払ったか、支払うこと
が決まっている費用の方を重視する傾向。

■処理効果
利益は早く確定して、損失は出来るだけ見てみぬふりをして、いわゆ
る塩漬け状態のままいつまでも放置しておくトレードの傾向。

■結果偏向
過去のデータや経験より、最近のデータや経験に重きを置くトレードの
傾向。

■係留(アンカリング)
簡単に手に入る情報に頼りすぎる傾向、あるいはそれに縛られる(ア
ンカー)トレードの傾向。

■バンドワゴン効果
あるものごとを、大勢が受け入れているという理由で受け入れる傾向。

■【少数の法則】信仰
少なすぎる情報から、不適切な結論を導き出す傾向。

これが全てと言うわけではありませんが、ここに挙げた【認知のゆが
】の中には、そこから生じた誤算がトレード法によるトレードと価
格に大きな影響を及ぼすものが含まれています。

次回からは、上記したトレード法に影響を及ぼす【認知のゆがみ】を
一つずつ見ていきます。

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2010
4月
16

優れたトレード法は、行動ファイナンスを利用したトレードです

優れたトレード法で、トレードを上手く運ぶコツは、人の心を読むこ
とです。

相場人の心理で構成され、人と言うものは誰でも、希望や恐怖や弱
みを抱えています。

トレーダーは人間の感情からチャンスが生まれるのを、虎視眈々と待
ち構えていなければトレードで勝利することは出来ません。

ありがたいことに明敏な学者達(行動ファイナンスパイオニアたち)
によって、人は意思決定の際に感情に左右されやすいことが明らかに
なりました。

行動ファイナンスという学問分野が脚光を浴びるきっかけとなったの
は、【ロバート・シラー】のすぐれた著書『根拠なき熱狂』という本
でした。

その後、【ハーシュ・シェフリン】が名著『行動ファイナンスと投資
の心理学』で、踏み込んだ考察を行なっています。

この分野の研究のおかげで、トレーダーや投資家は相場の動く理由が
理解できました。

いったい、何が価格を上下させるのだろう?

(価格変動は、ほかのことでは我慢強い人を泣き言の亡者に変身させ
かねない)行動ファイナンスは、売買決定に影響を及ぼす認知的、心
理的要因に着目することで、市場現象と相場動向を説明しようとする
ものです。

この研究により、人は不確実な状況で体系的に過ちを犯すことが解り
ました。

大きなストレスを受けると、人はリスク評価を誤り、リスクの発生率
を読み違える。

金銭的な損得以上にストレスが大きなものがこの世にあるでしょうか?

行動ファイナンスによれば、人はストレスを受けると、滅多に完璧で
合理的な決断を下せなくなると言っています。

成功するトレーダーは、人間のこうした傾向を踏まえ、そこから利益
を得ることが得意なのです。

彼らは、他人の判断ミスが自分にとってのチャンスに繋がるというこ
とを知っていて、自分のトレード法を思う存分活用します。

そして、有能なトレーダーは、そういうミスが相場の値動きにどのよ
うに現れるのかを理解しています。

有能なトレーダーは、そうした部分を逆手にとり、それを利用する
レード法
を確立して、トレード勝ち続けているのです。

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2010
4月
14

優秀なトレーダーは過去に引きずられない

皮肉なことに、ほとんどの勝てないトレーダーは、先のことを思い悩
むばかりでなく、過去のことにもクヨクヨしすぎる傾向があります。

やってしまったことや、犯してしまったあやまち、損を出したトレー
を必要以上に、思い悩みすぎです。

優秀なトレーダーは、過去から学びこそすれ、負けたトレードに、気
を揉んだりはしません。

トレードで犯したあやまちで自分を責めることもなければ、トレード
で損をして自分を追い込むこともありません。

それもゲームの一部と承知しているのです。

優秀なトレーダーは過去を全体的に捉えて、最近の出来事だけを特に
重視することはありません。

重要度においては、直近の過去も、もっと古い過去も変わりません。

変わるような気がしているだけのことです。

優秀なトレーダー直近偏向を避けます。

優秀な勝ち続けているトレーダーは、相場で勝てないトレーダーのほ
とんどがこの傾向を示していること、したがって、相場にもしばしば
この偏向が現れることを知っているのです。

直近偏向を避ける能力を持つこと、それがトレードで成功する秘訣で
す。

優秀な勝ち続けているトレーダーは、そのことをしっかり心得ている
のです。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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プロフィール

Mr.hiro
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サイクル理論を用いたトレード法を
初めて7年になります。
現在のトレード成績はかなり好調です^^
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