4月 25
堅固なトレード法の確立【概要】
堅固なトレードを行うには、将来的に何が起こっても上手く機能する
トレード法を構築する必要があります。
その基本は、誰にも将来のことはわかりませんので、過去のデータに
もとずいたテストには元来きわめて大きな誤差があるという現実を受
け入れることから始まります。
皮肉にも、将来が不明であることを考慮に入れたトレード法を構築す
れば、トレードのパフォーマンスがもっと予測しやすくなることに気
ずくでしょう。
一見矛盾する事柄が生じる理由とはこうです。
将来のことはわからないという前提でトレード法を構築すれば、その
トレード法には織り込み済みで、あなたが予測していなかった状況が
将来起こっても、心の準備が出来ています。
それとは逆に、決まった特徴を持つ相場を想定してトレード法を構築
すれば、プログラムが基礎とする状況が存在しないと損失をこうむる
ことになります。
では、決まった相場に頼らないトレード法を構築するには、どうすれ
ばいいのでしょうか?
あらゆる堅固なトレード法に共通する特性が、主にふたつあります。
多様性と単純(分かり安さ)さです。
これらの要因がなぜ堅固さを増すのかを示す格好の例が、自然の中に
あります。
生態系における個々の生存能力と、トレード法の堅固さは、非常に良
く似ています。
続きは次回になります。
トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意
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