2010
5月
19

サイクル理論を身につけてトレードで勝利する | 松下誠のFXウィークリーレポート

サイクルの動きを捉えることが、なぜ相場において、それほど大切な
のかということをあなたは真剣に考えたことがありますか?

トレードに現在参加されている方々の多くの方は、縦軸(値段の上下)
には、とても神経を遣い、こまめに観察をしたり、調べたりされてい
ます。

これは、その値動きそのものが、直接利益に通じることなので、その
気持ちは痛いほど理解できます。

しかし、そればかりに囚われていると、人間の心理として冷静な判断
が出来なくなる傾向があります。

それは、けっして異常なことではなく、実は一番自然なことなのです

しかし、残念なことに、相場と言うものは、その自然の人間の心理を
受け入れてはくれません。

そればかりか、その自然の心理行動をあざ笑います。

そうです、もし相場に異常な状況が生じた時に、多くのトレーダーは
間違いなくパニック状態に陥ります。

すると、トレーダーの多くは、冷静な判断が出来なくなります。

相場は、そうして的確な判断の出来なくなったトレーダーを、見逃し
はしません。

待ち構えていたかのように、そうしてパニックに陥ったトレーダーを
飲み込んでしまいます。

少し話がリアリティーのある話にそれ過ぎてしまいましたので、確信
の部分に戻ります。

サイクルの動きを知るということは、そうした突然の異常が生じる前
に、値動きの頂点で利益を確定したり、値動きの大底で必ず買えると
までは言えませんが、少なくとも、相場に異常な状況が生じる前に、
利益を確定して、大きな損失を避けることができます。

その上、大きな損失を被ることがありませんので、大切なトレード
金を確実に殖やしていくことが出来るようになるのです。

なぜなら、相場の上げ下げ(サイクル)には必ずリズムが存在し、そ
の動きはランダムではあるのですが、必ずある節目を取りにいく動き
を形成するからです。

それは、はるか昔からの相場の歴史を振り返っても、サイクルの存在
は普遍的な事実であるのです。

ですから、その節を取りにいく時間帯(サイクルの始めと終わり)を
捉えることができれば、あとは、おのずとどのようなことがトレード
において出来るのかは、察しがつくと思います。

そうですね、相場において、一番大切なトレードへの参入と退出のタ
イミングをトレンドの変化が起こる前につかめるようになるのです。

したがってサイクルというものが、トレードにおいてどれほどの武器
になるかは、相場経験をお持ちの方ほど、その有難さが理解できると
思います。

サイクルの重要性と便利さについて簡単に説明させてもらいました。

私も機会を見つけては、サイクル理論について、より詳しいお話をし
いきたいと思いますが、そんな何時になるか、予定されていないサイ
クル
についての解説を待つのは辛いと感じる方は、松下誠さんのオン
ライン解説を是非利用してみてください。

トレード初心者にも、分かりやすく詳しく丁寧に解説してくれている
ので、それを聞いて、しっかり学べば、あなたのオリジナルなトレー
ド法
を身につけることが出来るようになります。

そして、いずれは、ご自分の判断だけで、トレードにおいて勝ち続け
ていくことが充分にできるようになります。

あなたも、いつまでも人に頼らなければ、不安がつきまとうような、
トレード生活から、少しでも早く抜けだしてみようと思いませんか?

それを実現してくれるのが、下記に紹介する松下誠さんのオンライン
レポートです。

松下誠のFX無料DVDプレゼント(FXウィークリーレポート)

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
18

トレード法としてのトレンドフォローの優位な点と弱点

トレーディング法(トレード法)の中でも一般的に認知度が高いもの
の一つに、トレンドフォロー順張り)と呼ばれるものがあります。

トレンドフォロー順張り)の優位な点は、大きなトレンドが出現し
た時に、素直に便乗することができれば、驚くほど大きな利益を上げ
ることが出来ることです。

しかも、そのトレンドが崩れずに継続するうちは、トレンドの途中で
時々見せる押し目のところで買い増しをする程度で、そのほかの細々
した売買を頻繁にする必要もありません。

それでいて、大きな利益を享受できてしまうのですから、こんなに素
晴らしいトレード法は他にはないように感じますよね。

ところが、残念なことにこの大きなトレンドというのが、確率的にみ
ると、発生する機会が極めて少ないのです。

バブルが弾けて以降の日本におきましては、本当に数えるほどしか、
確認できていません。

そういう相場環境の下では、残念なことに、トレンドフォロー型の
レード法
の弱点が出やすくなってしまいます。

①そもそも、大きなトレンドが発生する確率は極めて低い。

②初心者の方は、トレンドが発生しているのか、いないのかを断定す
ることが難しく、トレンドが出ていると確認できる頃には、そのトレ
ンドの終焉間近である事が多い。

トレンドが出現する時間より、保ち合い・ボックス圏・調整と呼ば
れる時間の方が、時間的に見ると長いので、投資資金の効率も悪い。

④初心者の方は、②でも似たようなことを言いましたが、トレンド
始まりと、終わりを見極めることが難しい。

相場が過熱してくると、高値掴みをする可能性が高い。

と簡単にパッと思いつくだけの弱点を簡単に挙げてみました。

どんなトレード法にも優位な点弱点は必ず存在するものです。です
からこれが絶対で、このトレード法なら確実だというものはありませ
ん。

そもそも、投資家個人個人の性格(性分)やトレード環境など違いが
あるので、このトレード法なら確実に誰にでも適応するといったもの
はありません。

やはり、自分で実際に相場に参加して、実地と検証を積み重ね、自分
の性格やトレード環境に一番合ったトレード法を確立していくことが
大切なことだと思います。

そのあとは、自分で見つけた自分に合ったトレード法の損切りするタ
イミングや利益確定をどこでするのか、といったルールを作り、その
ルールに厳格に従いトレードを行っていくことが、自分にとって、一
番有効なものになります。

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2010
5月
17

行動ファイナンスを自分の物にしてトレードで利益を出す

株式市場に予期せぬ出来事(暴落など)や下落トレンドが思いのほか
長期に渡り、株式市場や為替証拠金取引市場(FX)が悲観一色に染ま
っているとします。

そんな時、行動ファイナンスを理解して、自分のトレードルールの一
部に加えている人にとっては、その状況はまさに千載一遇のチャンス
となります。

そして、かなりの確立で利益を上げていくことが出来ます。

行動ファイナンスを理解できていない人は、予期せぬ状況に遭遇して
金銭的に大きなストレスを受けると、冷静な判断が出来なくなります

結果、パニック状態に陥ります。

そして、『暴落時の投売り』という現象を引き起こします。

株式市場や為替証拠金取引市場(FX)などの市場の値動きを支配して
いるものは人間の心理ですから、このような突発的な事態が起こった
ときには、当然本来あるべき価格(価値)とはかけ離れた値になりま
す。

行動ファイナンスを理解している人は、そういうチャンスを虎視眈々
と狙っています。

売り込まれて、本来の価値とはかけ離れてしまっているものは、いず
れは元の価値に戻る力が働きますから、そんなチャンスを逃す筈もあ
りません。

そうして、多くの人が判断ミスをして損失覚悟で投げてくれたものを
行動ファイナンスを理解している人は、安い値段でしっかり仕入れ
て、利益にしていくということになります。

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2010
5月
16

明確なトレードルールを持ち、それを実行する意思を持つ

推奨銘柄が外部環境の急激な変化により期待していたように上昇して
くれないような状況になってしまったとします、その突発的な出来事
に対処するために、必要になってくるものが自分なりの投資ルール
しくはトレードルールになります。

別の言い方をすれば、相場状況をが上昇トレンドにあるのか?それと
も下降トレンドになったのか?または、横ばいの保ちあい(調整機関)
にあるのか?

を見極めるための、自分なりのモノサシを持つということです。

あとは、そのモノサシ(投資尺度)なりトレードルールなりを迷うこ
となく実行する決断力と実際の行動です。

もし、あなた自身が、トレードを行うにあたり何のルールも持ってい
なかったとします。

この場合の行動として想像できるのが、おそらく、

「この株は、あの有名なアナリストさんが、推奨してくれた株だから、
日経平均が下落していっても、きっと早いうちに切り返してくるだろ
うから、このままポジションをキープしておこう、そうすれば、今、
出ている損失も0で済むはずだから」

と、自分の都合のいいように解釈をして、淡い期待を抱いて、事実に
目を背け見て見ぬふりをして、自分を納得させようとするのではない
でしょうか。

しかし、相場の現実は、それほど甘いものではないのですね。

一度、全体のトレンドが崩れてしまうと、いくら業績の良い推奨銘柄
でも、その大きな荒波には逆らうことができないのです。

最初の頃の、小さな損失は、やがて取り返しのつかないほどの大きな
損失になってしまっていたということは、ザラに起こります。


あるいは、せっかく自分なりのモノサシ(投資尺度)なりトレードル
ール
を持っている方の場合でも、ズルズルと損失を大きくしてしまう
こともあります。

その場合の原因として想像できるのことは、自分の決めたことに自信
を持てずに損切りをするというアクション(行動)が起こせないでい
るといった感じになります。

おそらくこういうパターンの深層心理では、『少しのお金でも無くし
たくない』という欲が損切りという重要な行動を阻んでいるのだと思
います。

私も、始めて間もない頃は、そんな感じでしたので(汗)

しかし、その決断の遅れが、本当の地獄への入り口になってしまうの
です。

これが、信用で玉を立てていたりなんかすると、もうまさに生き地獄
となってしまいます。

という訳で、まだモノサシ(投資尺度)なりトレードルールを持って
いないという人は、それを持つようにして、持ったらそれに厳格に従
うようにする。

また、既に自分なりのモノサシ(投資尺度)なりトレードルールを持
っている人は、小さな欲に翻弄されずに、勇気を持った行動(アクシ
ョン)を起こすようにしましょう。

そもそも、トレード100パーセント勝つということは人間である
限り出来ることではありませんので、その部分にあまりこだわる必要
はまったくありません。

むしろ、その考えに縛られてしまうことが、損失を大きくしてしまう
と言っても過言ではありません。

ですから、やるべきことは本当に単純なことなんです。

損失が少ないうちに、素早くルールに従い損切りする!

そして、そのための、モノサシ(投資尺度)なりトレードルールを持
つということだけなんです。

そこで得られる最大のメリットは、次に訪れる稼げるトレンドの波が
出現した時に、充分な投資資金、トレード資金が確保できていて、そ
のトレンドで、最初の損失など、損失に感じないぐらいに、資金を増
やすことができるのです^^

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2010
5月
15

キチン・サイクルは、株のトレードに用いやすい指標です

キチン・サイクルは、今までお話ししてきたサイクルのなかでは、
番短期
のものになります。

キチン・サイクルは、おおよそ3~4年周期在庫循環の変動によっ
て、形成される短期循環です。

キチン・サイクルは、1923年にアメリカのキチンが発見したので
、キチンサイクルと呼ばれるようになりました。

この短期のキチン・サイクルの様子をもう少し詳しく見てみることに
しましょう。

それでは、企業の在庫と出荷の伸び率について見てみることにしまし
ょう。

不況期には在庫も出荷も伸び率は低迷します。

そのあと、景気が回復してくると出荷が伸びてきます。

しかし、企業はその時点では在庫を本格的に増やそうとしません。

しばらく時間が経過して、景気が好況局面へ入ってくると、いよいよ
企業は、本格的に在庫を増やしていきます。

しばらくして、好況のときが過ぎると、出荷の伸びが下がり始めます

しかし、企業はその時点ではまだ、それに気が付いていないので、在
庫の伸び率は以前高水準で維持されています。

そのうちに、企業も景気の弱さを認識し、在庫水準を下げていくこと
になります。

ちょっと遅れ気味なんですが・・・・・

そしてとうとう、景気は不況局面に突入して、ちょうどサイクルは一
巡りすることになります。

このように、企業の在庫循環によって、短期の景気循環であるキチン
・サイクルが完成するわけです。

このキチン・サイクル在庫循環)による、景気のサイクルは、その
時の景気の規模により、多少長短異なりますが、この記事の初めのほ
うで多少述べさせていただきましたように、通例3~4年となります。

そのため個別の株価サイクル3~4年程度で一巡りしていくように
なります。

まず、最初に動意づく鉄・化学等素材関連株が景気の回復に伴って、
まっさきに動き出して、続いて電気・精密等製品関連株、景気の山を
越えた後は、金融・電力等金利敏感株
という具合に、その時々の主力
となる株が、順番にサイクルの居所に応じて移り変わって行くように
なるわけです。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
14

相場は生き物である

株投資関連の有名な雑誌の中で、著名アナリストさんなどが推奨して
いる、株の銘柄を買って、損をしている方は、以外に多いのではない
かと思います。

これだけ有名なアナリストさんが奨めている銘柄なのだから、買えば
簡単に利益になるだろうと、安易な気持ちで買ってしまうのだと思い
ます。

しかし、現実はそう簡単にはいかないのです。

確かに、アナリストさん達も、時間をかけて銘柄の分析をしてきてい
るわけですから、推奨している株の情報の質がいいかげんで悪いとい
う訳ではありません。

むしろ、時間をかけて精査してくれているということが、逆の結果を
もたらせてしまっていることが多いのです。

相場は生き物である』という言葉を投資に何らかの形で関わってい
る人なら誰でも一度は聞いたことがあると思います。

そうなんです、その言葉通り、相場は生き物のように日々変化してい
るのです。

ですから、アナリストが、精査をしてくれればくれるほど時間という
ものは、当然、経過してしまっているのです。

結果、アナリストが分析した投資情報が、雑誌の記事となり発売され
る頃には、分析してから数ヶ月経ってしまっているのです。

ですから、あなたがある有名な雑誌の推奨銘柄を参考にして、買い
出動した頃には、外部環境になんらかの変化が起こり、下落基調にな
ってしまっていることも起こるのです。

しかし、その情報が有益なことは事実です。

あとは、その有益な情報を使いこなせるようになればいいということ
です。

大切なことは、今、市場がどのような状態にあるのかということを、
分析できるようになることです。

そして、どのタイミングで買い出動して、どのタイミングで撤退すれ
ばいいのかということが、出来るようになれば、タイムラグがあって
も、有益な情報は本当に有益な情報として、活用することができるよ
うになります。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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2010
5月
13

ジュグラーサイクルはトレードに用い易いサイクルです

投資家として、無視することができないことの一つの大切なポイント
として、時間軸のサイクルがあります。

先日は、コンドラチェフサイクルクズネッツサイクルのお話しをさ
せて頂きました。

続いて、

ジュグラーサイクルについて、簡単に説明させて頂きます。

これは、中期的な循環として、7~10年ほどのサイクルで変動する
設備投資循環です。

ジュグラーサイクルという名称は1860年にフランスのジュグラー
によって発見されたので、ジュグラーサイクルと呼ばれています。

機械の設備投資のリズムがこのサイクルを決定づけ、機械の償却の寿
命がサイクルの期間に一致しています。

したがって、設備投資関連のセクターが、このサイクルの最も強い影
響を受けることになります。

この事実を知れば、このサイクルを株投資に用いない手はないと思い
ます。

しかも、ジュグラーサイクルは、先に挙げさせてもらいました、
コンドラチェフサイクルやクズネッツサイクルより、自然の天変地異
などが関わる確立が低いので、2つのサイクルに比較すると、かなり
正確なタイミングでトレードに取り組み始めることが容易なサイクル
だと思います。

そして、規則的に動いてくれやすいサイクルです。

したがってトレードに用いるサイクルとしては、比較的簡単に使うこ
との出来るサイクルと言えます。

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2010
5月
12

クズネッツサイクルは20~25年程度の建設循環

コンドラチェフサイクルによる約60年という長期のサイクルの次に
25年前後サイクルとなる建設需要によって形成される建設循環
あります。

これは1930年にアメリカのクズネッツが発見したので、一名クズ
ネッツサイクル
とも呼ばれています。

例を見てみましょう、日本の建設株はオイルショック以来、長い低迷
の時期に入ることになりました。

しかし、84年に大底を打った後、85年初頭から一転して力強い上
昇局面を迎えて、何度かの暴騰や調整を経て現在に至っています。

これらの暴騰や調整を入れながらの相場は、長期にわたって、きわめ
て大きな振幅を示していますが、ファンダメンタルな面やサイクル
な理論からみると、少しも不思議な、ことではありません。

建設業界の繁栄と衰退は、、建設循環と言われる長期波動の動向に依
存しています。

この建設循環が、先程から述べさせている、アメリカのクズネッツに
より発見されたもので、20~25年程度のかなり長い振幅をもって
いるものです。

クズネッツサイクルと呼ばれています(クズネッツが発見したことに
由来する)

このサイクルがもつ、ある程度長期の期間は、循環の材料となるもの
が、住宅・オフィス・工場・商店等の建築ブームを前提としているだ
けに物持ちが良く、減価償却が長いことから、サイクルはきわめて長
い展開となるわけです。

したがって、好況も長いというメリットもありますが、不況も長いと
いうデメリットもでてくることになります。

日本では明治以来、25年程度のサイクルが、5回確認されています

現在は85年にボトムを打った第6波が90年代の前半にピークをつ
けて、(通常上昇期間は7・8年あるはずですがこのときは、60年
サイクルの下降局面のエネルギーのほうが強く出ていたのが原因と思
われますが、通常より、短期間でピークをつけてしまったように考え
られます)

そこから多少の揺り戻しを示しつつ、ダラダラと下降してきている状
況と考えられます。

そういう状況から推察していくと、これから訪れる建設循環の上昇の
始まりは、コンドラチェフサイクルのボトムとクズネッツサイクル
ボトムが、ほぼ同時に訪れる可能性が高く、驚くような大相場の始ま
りになる可能性も大いに考えられます。

しかも、その日が訪れるのは、そう遠くない未来かもしれません。

それを、暗示しているかのように、世の中には現在生きている人間が
今まで、見たこともないような、天変地異が起きています。

こうした事実を、ただの偶然という言葉だけで、はたして片付けてし
まってよいものでしょうか。

わたしは、いろいろなサイクルの神秘が働いているように思えてな
りません。

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2010
5月
11

超長期の波動60年程度の割合で繰り返すコンドラチェフサイクル

株式市場にとって好景気・不景気は、当たり前のことですが、とても
大きな影響を与えます。

景気というものは、かなり規則的な循環、いわゆる景気循環を繰り返
しています。

投資家にとっては、この循環の理論を見抜くことが、極めて重要なこ
とになるわけです。

また、この景気循環は、為替、金利からも強い影響を受けています。

ですから、景気循環は、その要因によって種々のパターンがあり、
また長さも異なってきます。

そんななかで、最近の底なしの不景気に一番の影響を与えているのは、
期間という時間軸で推察すると、超長期の波動60年程度の割合
繰り返すといわれる、コンドラチェフサイクルが働いているのではな
いかと考えられます。

このサイクルは、ロシアのコンドラチェフが1922年に発表した、
超長期の景気循環で、革命的な技術革新によって、循環の波動が作り
出されると考えられています。

過去を振り返ると、第二次世界大戦の終わり頃に大底をうち、循環波
動が始まり、コンピューター革命などによって上昇期に入り、
1970年前後のオイルショック期にピークを打って、そこから、
現在に至るまで、ダラダラと下げ続けてきているように思います。

株式市場のチャートを観察していると、ここ何年かの間は、新しい動
きをし始めようとする、フェイント的(だまし)な動きをチョコチョ
コ見せ始めていますが、サイクルの下降局面を跳ね返すほどの力強さ
には、まだ至らないといった感じです。

しかし、技術革新という観点から推察してみると、自動車のエンジン
が、ガソリンから、電気へと移り変わりつつあることは、もはや周知
の事実なわけです。

たしかに、前回のコンドラチェフサイクルの始まりから考えれば、
60年丁度という時間ではありませんが、多少のタイムラグを考慮し
たとすれば、もうあと少しの辛抱で新たな、コンドラチェフサイクル
波動が始まるのではないかと考えています。

いつの時代も、大きく時代が変化しようとするときには、生みの苦し
みという膨大なエネルギーが伴うものです。

おりしも、偶然にも60年近く続いた自民党政権も、国民の血を流す
ことのない、クーデターといってもいいくらいの自浄作用が起きたこ
とにより、新たに民主党が政権与党に収まるという快挙を成し遂げま
した。

こうした、時代の変化を見ていると、やはり新たなコンドラチェフサ
イクル
が始まりつつあるように思えてなりません。

ただ、不思議なことに、このコンドラチェフサイクルというのは、
識者や学界の定説には未だになっていないようです。

しかし、私はこの不思議なサイクルは過去の歴史を振り返ってみても
確実に存在すると思っています。

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2010
5月
10

松下誠さんが相場にパニック暴落が起きた時の対処法を伝授 | トレード法の心構え

本日は現在世界中で起きている、相場パニック暴落の中で、個人
のトレーダーが、どのような心構えで相場に望めば良いのかを、
下誠
さんが、とても解りやすく解説してくれた、非常に大切なポイ
ントを指導してくれている、メルマガがありましたので、内容に誤
差が生じないように、そのまま引用させて頂きます。

これを読んでいただくだけでも、勝つためのトレード法の何たるか
が理解できると思いますので、心して読んでみてください。

そして、松下誠さんという方が、いかに実践で活躍をされている
物のトレーダー
であるかが、この文章を読んでいただければ理解で
きると思います。

これを、飲み込めないようなら、相場という世界から、大きな損失
を出さないうちに、撤退することをオススメします。

なぜなら、相場という世界は、それほど甘い世界ではないからです

やはり、勝てるトレード法というのは、そんなにゴロゴロ転がって
いる訳ではなく、ある一定の法則に従わなければ、勝ち続けるとい
うことは不可能だからです。

その大切なポイントを惜しげもなく、教えてくれているのが、以下
の文章で紹介させてもらいます、松下誠さんです。



—————————-引用————————-

先週、パニック暴落の引き金となったユーロ圏、ソブリンリスク
すが、ギリシャ支援が決まった事で、上昇していくのか?

今朝は窓空きの上昇という事で、パニック下落相場が止まり、今の
ところ値を回復させて行っているようです。

このままユーロソブリンリスクが再浮上しなければ、以前に動画
でもお伝えした通り、チャンス相場が現れてくる可能性も出てきま
した。

こういったパニック相場を経験している時に絶対にやってはいけな
い事があります。でも、残念ながらやってしまう人が多いようです
が。

昨日もセーフリッチ会員さん専用の相場レポートにも買いてお伝え
したのですが、絶対にやってはいけない事です。

そのやってはいけない事って何か分かりますか?

予想とギャンブルです。

 

もう財政支援も決まったことだし、ソブリンリスクは解決しただろう!

チャンスだから買って行こう!

という行動です。

 

別に買うのがいけないワケではありません。実際に、ソブリンリスク
が対策をされたという事で、市場参加者の買い戻しが起きていますし
、このまま上昇していく可能性も十分あります。

それでも、解決しただろうと安易に予想して行動するのが危険なんで
す。

まだまだ十分リスクはありますし、イタリア、ポルトガルもそういっ
た危機に陥っているような話もあります。

買うなら買うでしっかりと下落リスクを考えた上で、適切な買いを入
れていかなければ、失敗した時に大変な思いをしてしまいます。

そしてもう1つのやっていは行けない行為が“ギャンブル”なんです
が、これはどういう意味かと言うと、リスクを倍増させる行為です。

ソブリンリスクユーロリスクによって資産を大きく失ってしまった
人がやってしまうのが、投資のギャンブル化なんです。

投資のギャンブル化とは“損をすぐに取り戻したい!”と焦っていつ
もよりも2倍のリスク、あるいは3倍のリスクを取る事です。

これはとても危険なんです。

なぜならボライティリティと言って1日の変動幅がとても大きくなっ
てしまっている時に資金を増やすと通常よりも、2倍、3倍のリスク
を取る事が、5倍、6倍のリスクを取っている事と同じ状況になって
しまうからです。

いつもよりも5倍、6倍、あるいはもっとリスクを取れば、当然資金
が回復するとしたら、早いです。

ユーロリスクで失ってしまったお金も回復する事が出来るかもしれま
せん。でも裏目に出たら、そっくりそのまま損失が上乗せさせられて
しまう危険性があるという事です。

人は、自分が許容できるリスク以上のリスクを出してしまった時、正
常な判断が出来なくなってしまいます。

損切りしなければいけないところで、我慢してしまったり、利益を伸
ばせるところで、早く利食いをしてしまったりしてしまいます。

先日のセーフリッチ会員さん専用のレポートでは、今のようなボラテ
ィリティの高い相場では“リスクをいつもよりも小さくして売買して
行きましょう。”

というようにお伝えしています。

それは、コントロールを失ってしまわないように小さくする必要があ
るからなんです。

早く資金を回復させたいというのは誰の都合ですか?

相場の都合ですか?

違いますね。自分の都合です。

自分の都合でトレードをする人は相場の世界では負けるようになって
います。

反対に相場の都合にいつでも合わせられる、いつでも適切に対応でき
るという人が相場の世界で利益を上げて行きます。

 

予想とギャンブルをしないで、相場の都合でトレードをして、リスク
をコントロール
し続ける、そういうトレードをして行きましょう。

松下誠

PS
相場の理論、都合に合わせてリスクをコントロールする人にとって大
きなチャンス相場が到来してきている可能性があります。

予想とギャンブルをせずに、適切な行動で利益を上げて行きましょう。

————————–引用ここまで————————

無料動画【ギリシャ・ソブリンリスクは、FX投資家にとって
“リスク”ではなく“チャンス”だった!?】

FX無料DVDプレゼント(FXウィークリーレポート)

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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プロフィール

Mr.hiro
Mr. AdSense
サイクル理論を用いたトレード法を
初めて7年になります。
現在のトレード成績はかなり好調です^^
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