2010
5月
18

トレード法としてのトレンドフォローの優位な点と弱点

トレーディング法(トレード法)の中でも一般的に認知度が高いもの
の一つに、トレンドフォロー順張り)と呼ばれるものがあります。

トレンドフォロー順張り)の優位な点は、大きなトレンドが出現し
た時に、素直に便乗することができれば、驚くほど大きな利益を上げ
ることが出来ることです。

しかも、そのトレンドが崩れずに継続するうちは、トレンドの途中で
時々見せる押し目のところで買い増しをする程度で、そのほかの細々
した売買を頻繁にする必要もありません。

それでいて、大きな利益を享受できてしまうのですから、こんなに素
晴らしいトレード法は他にはないように感じますよね。

ところが、残念なことにこの大きなトレンドというのが、確率的にみ
ると、発生する機会が極めて少ないのです。

バブルが弾けて以降の日本におきましては、本当に数えるほどしか、
確認できていません。

そういう相場環境の下では、残念なことに、トレンドフォロー型の
レード法
の弱点が出やすくなってしまいます。

①そもそも、大きなトレンドが発生する確率は極めて低い。

②初心者の方は、トレンドが発生しているのか、いないのかを断定す
ることが難しく、トレンドが出ていると確認できる頃には、そのトレ
ンドの終焉間近である事が多い。

トレンドが出現する時間より、保ち合い・ボックス圏・調整と呼ば
れる時間の方が、時間的に見ると長いので、投資資金の効率も悪い。

④初心者の方は、②でも似たようなことを言いましたが、トレンド
始まりと、終わりを見極めることが難しい。

相場が過熱してくると、高値掴みをする可能性が高い。

と簡単にパッと思いつくだけの弱点を簡単に挙げてみました。

どんなトレード法にも優位な点弱点は必ず存在するものです。です
からこれが絶対で、このトレード法なら確実だというものはありませ
ん。

そもそも、投資家個人個人の性格(性分)やトレード環境など違いが
あるので、このトレード法なら確実に誰にでも適応するといったもの
はありません。

やはり、自分で実際に相場に参加して、実地と検証を積み重ね、自分
の性格やトレード環境に一番合ったトレード法を確立していくことが
大切なことだと思います。

そのあとは、自分で見つけた自分に合ったトレード法の損切りするタ
イミングや利益確定をどこでするのか、といったルールを作り、その
ルールに厳格に従いトレードを行っていくことが、自分にとって、一
番有効なものになります。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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サイクル理論を用いたトレード法を
初めて7年になります。
現在のトレード成績はかなり好調です^^
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