2010
4月
18

サイクル理論のリズムの原理をトレード法に用いる

サイクル理論におけるサイクルリズムの特徴は、

「上昇をはじめれば、この日まで高くなる」

「下落をはじめれば、この日まで安くなる」

というところにあります。

ただし、目安としてのサイクルの終点を過ぎてからどうなるかについ
ては、目安としてのサイクルの終点の期日を決定する時点では考えな
いとされています。

「考えない」というのは、極端な言い方になるのですが、もっとポピ
ュラーに言えば「変に先回りをしてトレードに参加しない方がいい」
という意味が込められています。

つまり、サイクル理論の上昇トレンド期に

「サイクルの頂点にまで到達したから」といってトレードに参加して
売り玉を建てたり、

下降トレンド期に「サイクルの終点にまで到達したから」といってト
レードに参加して買い玉を建てるといったことをしてはならないとい
うことです。

相場と言うものは、基本的にランダムに動くものですから、必ずサイ
クル
の起点や頂点や終点で転換するということはなく、前述したとお
り、その方向への加速・延長されることもあるわけです。

ですから、利喰いや手仕舞いなどの決済ならともかく、出現している
トレンドに逆らっての建玉は禁物となります。

よって、サイクル理論に基ずくサイクルの起点や頂点や終点を過ぎた
後、目の前の相場がどのように変化し、それに伴って自分の定めてい
トレード法のサインが出てトレンドの変化の兆しを見せているかを
きちんと確認してから、次の手を考えるようにしていきます。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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サイクル理論を用いたトレード法を
初めて7年になります。
現在のトレード成績はかなり好調です^^
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