5月 05
トレード法 | 相場の段上げ・段下げ
相場の動きには段(波動)というものがあります。そしてそれを用い
たトレード法が存在します。
上下運動の形を段(波動)として見るわけです。その段(波動)の動
きをトレード法に用いるわけです。
それら段(波動)を用いたトレード法の中でも、三段上げ、三段下げ
というのが、統計的に見ると非常に多く出現することが多いので、こ
れを基本として考えます。
相場は2度の調整(下げ)を挟んで、3度大きく上昇するか、あるいは
下降すると言う意味になります。
統計的には三段の上げ下げで一つの上昇相場、あるいは下降相場を形
成する確立は40%ほどになります。
その他は、一段止まりが10%、二段止まりが25%、四段以上続く場合が
25%となっています。
トレード法の中でも特に注意を必要とするのが、一段止まりで、一段
上げの場合は大暴騰、一段下げは大暴落になる可能性が高いので、ト
レードをする際には、その辺を見誤らないように気をつけるようにし
なければなりません。
上記した中でも、トレード法の、三段上げ(下げ)にはいくつかのパ
ターンが存在します。
①3回の変動幅が同じくらいの三段型の場合は、四段以上になる可能
性が高まります。
②第一段、第三段上げ(下げ)幅が小さく、第二段の幅が大きい場合
は、三段上げ終焉する可能性が高まります。
③変動する幅が徐々に小さくなっていく場合は、それまでのトレンド
が終わりを迎え転換する可能性が高まっていると考えてもよいでしょ
う。
④角度が徐々に緩やかになっていく場合も、③と同じくトレンドの転
換が近ずいている可能性が高まっていると考えても良いでしょう
。
⑤次第に角度が急になっていく場合も③、④と同じに考えて良いでし
ょう。
⑥一気に急角度で上げ(下げ)ると、その段で天井(大底)になる可
能性が高いと考えていいでしょう。
トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意
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