6月 30
トレード法に必要不可欠なポジションのサイジング(いくら買い!?いくら売る!?)
いくら買い、いくら売るかの意思決定はトレードにおいて基本的で
且つ初歩的な事項なのに、その辺りをいい加減で不適切な扱いをし
ているトレーダーが本当に多くいます。
正直、その辺りの行動を見ていると、そういった方々は本気でトレ
ードにおいて勝ち続けていく気があるのだろうかと感じてしまうと
いうのが本音です。
いくら買い、いくら売るかは、分散と資金管理の両方に影響を与え
ます。
分散とは多くの投資対象にリスクを分散し、良好なトレードを捉え
る機会を増やすことによって、利益獲得のチャンスを増やす試みで
す。
そのためには、多くの異なるトレード対象に対して、まったく同じ
でなくても同程度のトレード資金の分散を行なう必要があります。
資金管理とは、大きく賭けすぎて有利なトレンドが発生する前にト
レード資金を使い果たしてしまわないように、リスクを管理するこ
とでもあります。
いくら買い、いくら売るかは、トレーディングの最も重要な側面だ
と言えます。
ほとんどの初心者トレーダーは、それぞれのトレードにおいてあま
りにもトレード資金を大きなリスクにさらすようなことをするので、
たとえ他の点では有効なトレードのスタイルをもっていたとしても、
相場に急変が起きた時に、破産する可能性を大幅に高めてしまう可
能性を秘めています。
いわゆる、綱渡りのようなトレード法と言っても良いかも知れませ
ん。
トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意
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