5月 05
トレード法 | 相場の保ち合い+サイクル理論
相場がボックス圏を往来する保ち合い相場になったら、その往来の中
で安値で買って高値で売るといったトレードを上手く行ないながら、
一方でいつ、上下どちらに相場はボックス圏を放れるのかということ
を中期トレンドで注目しておく必要があります。
特に次に挙げる2つの形は、最低限覚えておいてほしいと思います。
一つは保ち合い相場の中で上昇した株価の終値が、上値抵抗ラインを
越えれば上昇、逆に下落した株価の終値が下値抵抗ラインを下に切れ
ば、下降となる可能性が非常に高くなります。
もう一つは、三角形保ち合いという、こちらもポピュラーな形です。
保ち合いの動きが徐々に小幅になりエネルギーを集約していくという
動きです。
この場合も、下値抵抗ライン終値で切れば下降、上値抵抗ラインを、
上に抜ければ上昇という見方が基本になります。
これらのトレード法は、本当に今日では、トレーダーの多くの方々が
すでにご存知で、トレードの常識という感じになっています。
しかし、これらの保ち合いが、どのようなタイミングで、放れるのか
と言うところまでは、ほとんどのトレーダーの方々が、見極めるに難
しいというのが現状でしょう。
ところが、サイクル理論を用いることにより、その放れのタイミング
を、絶対ではありませんが、かなりの精度で捉えることが出来るよう
になります。
ですから、ご自分のトレード法にサイクル理論を用いないことが、如
何に損なことなのかが、この保ち合い放れというポイントを見るだけ
でも大きな損失に繋がると言うことがご理解いただけると思います。
トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意
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