2010
8月
11

相場に対するトレード法の法則の適用は相場のトレンドの方向の見極めが重要なポイント【第2話】

【第1話の続き】

前回、

>ところが、皮肉なことに一つ一つの細かな単発的な法則というものは、
>上昇トレンドの時も、下落トレンドの時も、その方向性に関係無く出
>現は常にするものなのです。

という部分でお話を終了させてもらいました。

それでは、もし仮に下落トレンドの真っ只中で、一つの買いの法則
現れたとして、それに飛びついてしまうとどうなるでしょう。

相場には常々言わせていただいているように絶対と言うことはありま
せんが、

確率として一番多い現象としては、わずかに反発は見せるものの、
レンド
の上値抵抗ライン近辺で値を押さえられて、再び下落を始める
というのが一番考えられるパターンです。

このような流れの場合、ある程度相場に馴染んだ方であれば、トレン
の流れを把握できているので、超短期のトレードと割り切ったトレ
ード行なえば、リスクは伴うものの、それを承知の上での行動も戦術の
の一つにできます。(デイトレをする方々など・・・)

しかし、トレード初心者の多くの方は、一つの法則に固執してしまう
傾向が見受けられますので、

この法則が出現したのだから、買った後に少しぐらい現状の値が買値
を下回っても、すぐに戻してくるだろうと、タカをくくり放置してし
まいがちです。

ここに大きな問題が生じることになります。

その状態を放置していると、下落トレンドの途中の訳ですから、当然
値は見る見る下がり、すっかり塩漬け状況になってからチャートを改
めて観察してみて、自分のトレードが失敗であったことに気がつきま
す(認めます)。

しかし、そのような時点ではもうどうすることも出来ずに、大きな損
を受け入れることしかできなくなります。

まぁ偶然、運良くトレンドの途中でも、稀にトレンドラインという抵
抗帯から大きくはみ出した動きをすることもあるので、そのタイミン
グでポジションの手仕舞いという整理が出来ればラッキーなのですが、
それはあくまで偶然の出来事であり、滅多にあることではありません。

上記した例とは別に、これがトレンドに沿った法則の適用であれば、
おおよそ狙い通りに相場は展開してくれます。

以上のようなことから、トレード初心者の方々は、トレードに参加す
る時には出現する法則を重視するより先に、まずは全体のトレンド
見極めをすることを心がけるようにする習慣を身につけるべきでしょ
う。


トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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サイクル理論を用いたトレード法を
初めて7年になります。
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