2010
8月
02

群衆心理があなたのトレード法を狂わせる


相場でトレード初心者の方々が、トレードで損を被りやすい一つのパタ
ーンを挙げさせてもらいます。

相場にはいつも言わせ頂くことでしつこく感じるかもしれませんが、
サイクルというものが存在しています。

トレード初心者の方々は、最初の買いのシグナルは感じとっていること
が多いのですが、自分のトレード法に自信をもつことが出来ないまま、
しばらく相場を眺めてしまう傾向が多いと言えます。

そして株価にしても、為替の値動きにしても、大衆が多く参加して勢い
が出てきた頃にようやく買い出動するということをしてしまいがちです。

ところが、その頃にはサイクルの動きが頂点に達している場合が多く、
最初に仕込んでいたトレードのプロやトレードの熟練者が、利食いの売
りを浴びせかけてくるので、買ったとたんに下がり始めるという目に遭
うことになります。

そうした体験を繰り返していると、ほとんどのトレード初心者の方々の
脳裏に浮かぶ言葉があります。


「自分が買った途端に値が下がるから、自分は運が悪いんだ」

「自分は為替相場や株式相場に嫌われているのではないのか」


と、いう具合に最終的に、運や、ありえないことのせいにしてしまうよ
うになってしまいます。

ところがそれは、運などのせいではないんです。

トレード初心者のほとんどの方々が、確信を持てないで迷っているうち
に時間が経過しすぎてサイクル(大・小に限らず)折り返し地点(頂点)
の値動きに飛びついてしまっているのです。

日本人はご存知の通り群衆心理が強く働く民族です。

ですから、そういった傾向は余程意識していないと、そういうパターン
として現れてしまうのだと思います
(これはもはや本能の領域なのかもしれません)

そうした傾向がある限り、群衆心理がないと、いつまでも同じパターン
を繰り返すことになります。

そして、やがてトレード資金は底を尽きます。

これを打開するには、買いのシグナルが出現したら、損切りポイント
きちんと定めて(リスク管理)、勇気を持って、買い出動するしか方法
がありません。

正直、慣れるまでは何とも言えない不安を覚えるかも知れませんが、利
益を継続して出せるようになってくれば、

「こういうことなんだ」

と、自分の腑に落ちて、それが当たり前のように出来るようになってき
ます。

トレードは本能に任せて売買しているうちは、継続した利益を得ること
は絶対にできません。

それをコントロールする強い意志を身につけることが相場で生き残る重
要なポイントになるのです。

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意


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プロフィール

Mr.hiro
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サイクル理論を用いたトレード法を
初めて7年になります。
現在のトレード成績はかなり好調です^^
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