2010
5月
16

明確なトレードルールを持ち、それを実行する意思を持つ

推奨銘柄が外部環境の急激な変化により期待していたように上昇して
くれないような状況になってしまったとします、その突発的な出来事
に対処するために、必要になってくるものが自分なりの投資ルール
しくはトレードルールになります。

別の言い方をすれば、相場状況をが上昇トレンドにあるのか?それと
も下降トレンドになったのか?または、横ばいの保ちあい(調整機関)
にあるのか?

を見極めるための、自分なりのモノサシを持つということです。

あとは、そのモノサシ(投資尺度)なりトレードルールなりを迷うこ
となく実行する決断力と実際の行動です。

もし、あなた自身が、トレードを行うにあたり何のルールも持ってい
なかったとします。

この場合の行動として想像できるのが、おそらく、

「この株は、あの有名なアナリストさんが、推奨してくれた株だから、
日経平均が下落していっても、きっと早いうちに切り返してくるだろ
うから、このままポジションをキープしておこう、そうすれば、今、
出ている損失も0で済むはずだから」

と、自分の都合のいいように解釈をして、淡い期待を抱いて、事実に
目を背け見て見ぬふりをして、自分を納得させようとするのではない
でしょうか。

しかし、相場の現実は、それほど甘いものではないのですね。

一度、全体のトレンドが崩れてしまうと、いくら業績の良い推奨銘柄
でも、その大きな荒波には逆らうことができないのです。

最初の頃の、小さな損失は、やがて取り返しのつかないほどの大きな
損失になってしまっていたということは、ザラに起こります。


あるいは、せっかく自分なりのモノサシ(投資尺度)なりトレードル
ール
を持っている方の場合でも、ズルズルと損失を大きくしてしまう
こともあります。

その場合の原因として想像できるのことは、自分の決めたことに自信
を持てずに損切りをするというアクション(行動)が起こせないでい
るといった感じになります。

おそらくこういうパターンの深層心理では、『少しのお金でも無くし
たくない』という欲が損切りという重要な行動を阻んでいるのだと思
います。

私も、始めて間もない頃は、そんな感じでしたので(汗)

しかし、その決断の遅れが、本当の地獄への入り口になってしまうの
です。

これが、信用で玉を立てていたりなんかすると、もうまさに生き地獄
となってしまいます。

という訳で、まだモノサシ(投資尺度)なりトレードルールを持って
いないという人は、それを持つようにして、持ったらそれに厳格に従
うようにする。

また、既に自分なりのモノサシ(投資尺度)なりトレードルールを持
っている人は、小さな欲に翻弄されずに、勇気を持った行動(アクシ
ョン)を起こすようにしましょう。

そもそも、トレード100パーセント勝つということは人間である
限り出来ることではありませんので、その部分にあまりこだわる必要
はまったくありません。

むしろ、その考えに縛られてしまうことが、損失を大きくしてしまう
と言っても過言ではありません。

ですから、やるべきことは本当に単純なことなんです。

損失が少ないうちに、素早くルールに従い損切りする!

そして、そのための、モノサシ(投資尺度)なりトレードルールを持
つということだけなんです。

そこで得られる最大のメリットは、次に訪れる稼げるトレンドの波が
出現した時に、充分な投資資金、トレード資金が確保できていて、そ
のトレンドで、最初の損失など、損失に感じないぐらいに、資金を増
やすことができるのです^^

トレード法・サイクル理論(松下誠・野川徹)に学ぶFX・株の極意

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プロフィール

Mr.hiro
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サイクル理論を用いたトレード法を
初めて7年になります。
現在のトレード成績はかなり好調です^^
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